イントロダクション
大学生の義孝は、年上の恋人ヒロコに子供がいる事を告げられるが、別れる気になれない。
これからどうするか。決めかねた義孝は、ヒロコの娘、恵那に近付いてみる。
思春期の少女は、謎深い義孝に次第に興味を持っていき…
大体のあらすじ
四葉のクローバーを探して町中をさまよう恵那(10)。その生態を探求するかのように、つきまとう義孝(20)。恵那は警戒しながらも、今日も義孝と共にクローバー育成地を行脚していく。少女の側にいると義孝の心は休まった。義孝の周りは、最近うるさい。
年上の恋人のヒロコ(30)は義孝の挙動を危ぶんでいる様子だが、嫌われるのを恐れてか下手に出るし、友人のタカシ(20)は、義孝が道から外れるのを心配して、後輩のゆり(19)とくっつけようとしてくる。
思うままに生きることがいけないことのように思え、義孝は自虐的にゆりと関係を持つ。そのことを知ってか知らずしてか、ますますヒロコは下手に出る。義孝は現実から逃げるように、また恵那に会いにいく。恵那は不思議な男を憎からず思うようになっていた。
恵那の好意に戸惑う義孝に、恵那は自分の事を話し始める。幸せとは言えない生い立ち、恋人にうつつを抜かす母親の事。その恋人と幸せになれるように、恵那は四葉のクローバーを探していると言う。自分は捨てられても構わないと話す恵那。たまらず立ち去る義孝。
義孝はヒロコを呼びつけ、愛しているが、やっぱり子供のいる人と付き合うことが出来ないと言う。
全てはずっと独り身の女だと思っていたヒロコからシングルマザーである事を伝えられた事から始まった。別れる気にもなれず、ヒロコとの将来を考えるために娘の恵那を見に行っていた義孝は恵那を好こうと試みたが、思い悩む自分とは反対に、自分を犠牲にしても良いという恵那をどうしても好きになれないのだった。
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